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傷病手当金の振込は何時(いつ)?申請から入金までの期間と注意点

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傷病手当金の振込は何時(いつ)?申請から入金までの期間と注意点

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「仕事を休むことは決めたけど、生活費はどうしよう…」
「傷病手当金の申請はしたものの、一体いつ振り込まれるんだろう?」

休職中は、ただでさえ心身が辛いのに、お金の心配まで重なると本当に不安ですよね。

ご安心ください!その不安、この記事で解消します。

先に、この記事の結論からお伝えしますね。

傷病手当金の振込は、申請書を提出してから約1ヶ月後が目安です。
ただし、初めての申請は審査が慎重に行われるため、1ヶ月半~2ヶ月かかることも。
この記事では、申請から振込までの具体的な流れや、少しでも早く振り込んでもらうためのコツを、筆者の経験も交えながら詳しく解説していきます!

【結論】なぜ振込に1ヶ月もかかるの?お金が入金されるまでの全貌

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「なんでそんなに時間がかかるの?」と思いますよね。
傷病手当金の申請書は、あなたが提出してから、いくつかの関所を通過して、ようやく振込に至るんです。

申請から振込までの流れ【所要時間も解説】

全体の流れを図にすると、こんなイメージです。

1
【あなた→会社】申請書を提出
(医師の記入も済ませておきましょう)
(数日~1週間)
2
【会社】内容を証明・記入後、健康保険組合へ送付
(会社の給与締め日などの都合で、ここで時間がかかることも)
(数日)
3
【健康保険組合】書類を受理し、審査を開始
(★ここが一番時間がかかる!約2~3週間)
(数日)
4
【健康保険組合→あなた】審査完了後、指定口座へ振込
(振込と前後して「支給決定通知書」がハガキで届きます)

このように、複数の場所を経由するため、どうしても時間がかかってしまうのです。
特に初回の申請は、あなたの加入記録の確認や病状の審査がより慎重に行われるため、1ヶ月半~2ヶ月見ておくと心に余裕が持てます。

休職開始から最初の1〜2ヶ月は無収入になる可能性大!

可能であれば、当面の生活費(家賃や光熱費など)として、給料1~2ヶ月分の貯金があると、精神的にかなり楽になります。

【体験談】みんな、実際どのくらいで振り込まれた?

とはいえ、理論だけじゃなく「実際のところどうなの?」と気になりますよね。
ここでは、休職経験者のリアルな声をお届けします。

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(20代・事務)

 

初回の振込は、申請書を会社に提出してからピッタリ1ヶ月半でした!
ポストに『支給決定通知書』を見つけた時は、本当にホッとしましたね…。
私の場合、会社の総務の方がすごく協力的で、すぐに手続きを進めてくれたのが早かった理由かもしれません。

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(30代・営業)

 

書類不備で差し戻しになり、2ヶ月以上かかりました…(泣)
お医者さんに書いてもらった部分の日付が間違っていたらしくて…。
会社に提出する前に、必ず全ページのコピーを取って、自分で最終チェックすることを強くおすすめします!

2回目以降の振込はいつ?初回よりグッと早くなるって本当?

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はい、本当です!

一度審査が通れば、2回目以降の申請は病状の継続確認がメインになるため、審査が非常にスムーズになります。
そのため、振込までの期間は申請から2~3週間程度に短縮されるケースがほとんどです。

毎月、給料日のように「〇日頃に申請書を出して、△日頃に振り込まれる」というサイクルができてくると、お金の管理もしやすくなりますよ。

振込が遅すぎる!そんな時に確認できること・対処法

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目安の期間を過ぎても振り込まれないと、さすがに焦りますよね。
そんな時は、以下のステップで状況を確認してみましょう。

ステップ確認先確認すること
Step 1会社の担当者(人事・総務)「〇月分の申請書は、いつ頃健康保険組合に提出いただけましたか?」と、まずは社内での進捗を確認。
Step 2健康保険組合(協会けんぽ等)会社から提出済みなら、保険証に記載の連絡先に直接電話。「保険証の記号・番号」を伝えて審査状況を教えてもらいましょう。

公的情報をチェック!全国健康保険協会(協会けんぽ)の見解は?

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参考までに、公的機関の情報も見てみましょう。
日本で最も加入者が多い「協会けんぽ」のウェブサイトでは、振込までの期間に関するQ&Aが掲載されています。

審査に必要な日数は、内容にもよりますが、おおむね申請書を受け付けてから10営業日(2週間)程度です。

出典:全国健康保険協会 よくあるご質問

ただし、これはあくまで協会けんぽが書類を受け取ってから「審査」にかかる日数です。
実際には、会社の経由時間や郵送にかかる日数がプラスされるため、やはり全体で1ヶ月程度は見込んでおくのが現実的と言えるでしょう。

休職中にお金の不安を感じたら…キャリアを見直すチャンスかも

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傷病手当金は本当にありがたい制度ですが、お給料の満額がもらえるわけではありません。
休職が長引くと、「この先、今の会社に戻って大丈夫だろうか…」「経済的にやっていけるかな…」と、将来への不安が頭をよぎることもあると思います。

もしそんな風に感じたら、それは自分の働き方をじっくり見つめ直す良い機会なのかもしれません。

そんな辛い思いをしてまで、
今の職場にこだわる必要はありますか?

もちろん、焦って転職活動をする必要は全くありません。
ただ、心と体が少し元気になってきたら、「今の自分には、他にどんな選択肢があるんだろう?」と、情報収集を始めてみるだけでも、心が軽くなることがあります。

自分一人で悩まずに、客観的な視点を持つ転職のプロに、キャリアの壁打ち相手になってもらうのも一つの有効な手段ですよ。

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まとめ:振込までの期間を理解して、計画的に休職しよう

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最後に、この記事のポイントをもう一度おさらいします。

  • 傷病手当金の振込は、初回で1ヶ月半~2ヶ月、2回目以降は2~3週間が目安。
  • 最初の1~2ヶ月は無収入になる可能性を考え、少しでも貯金があると安心。
  • 書類は提出前に必ずコピーを取り、不備がないか自分で最終チェックする!
  • 振込が遅い時は、まず会社に、次に健康保険組合に確認する。

振込までの期間をあらかじめ知っておくだけで、お金の不安はかなり軽くなるはずです。
今は焦らず、しっかりと休み、あなたの心と体が元気になることだけを考えてくださいね。